顔はとてもデリケートな部位だから、安心できる脱毛を選びたいですよね。今回は、最近増えているというセルフ脱毛を徹底調査！ 種類や医療脱毛との違いをご紹介します。
セルフ脱毛にはどんなものがある？
最近、顔の産毛をセルフ脱毛する方が増えているそうです。
私は医療脱毛済みなので、自分で脱毛することはないんですけど、手軽さや費用面から選ぶ方が多いと聞きました。
セルフ脱毛にはいくつかの種類があるので、初めに紹介しますね。
脱毛ワックス
脱毛ワックスは、蜜蝋やパラフィン、砂糖などで作られた脱毛用ワックスをお肌に塗って、一気に剥がして毛を抜くものです。
ジェル状というイメージが強いですが、最近はより手軽なシート状のものも市販されています。
どちらの場合も、顔に使用できる商品であることを必ず確認してくださいね。
ワックスでの顔脱毛は「それなりに痛い」との声もありますし、剥がす時のお肌への負担も気になるところです。
家庭用脱毛器
家庭脱毛機器には「フラッシュ式」「レーザー式」「ローラー式」などがあります。
レーザー式とフラッシュ式は、クリニックやエステサロンで使われているものと仕組みは同じなんですが、安全面から出力はかなり低く設定されています。
効果は除毛・減毛レベルで永久脱毛はできません。
・フラッシュ式
照射面積が広いので短時間で処理できて、レーザー式より痛みが少ないです。
・レーザー式
フラッシュ式より照射範囲が狭いものの、家庭用の中ではパワーが強く、効果を感じやすいです。
・ローラー式
お肌にローラーを滑らせて毛を絡め取っていきます。物理的に引っ張るので痛みがあります。
セルフ脱毛サロン
セルフ脱毛サロンは、お店に出向き、エステ脱毛の機器を使って自分で施術するものです。
受付スタッフがいる有人店舗もありますが、主流は完全無人店舗。「プライバシーが保たれるところがいい」と感じている方が多いようです。
サロン用の脱毛機器は、家庭用よりも出力が大きくて脱毛効果も高いです。その分、肌トラブルのリスクも高まることを忘れないでください。
顔のセルフ脱毛で考えられるトラブル
続いて、脱毛機器を使ったセルフ脱毛で起こりうるトラブルを紹介します。
事前にどんなことがあるのか知った上で、脱毛するかどうか検討してくださいね。
火傷や炎症などの肌トラブル
家庭用やサロン用の脱毛機器は、医療脱毛よりも出力が低いとはいえ、使い方を間違えると火傷や炎症を起こしかねません。
特に注意したいのが髪の毛です。
メラニン色素を多く含む髪の毛は、レーザーや光が反応しすぎて強い痛みを感じるとともに、火傷、腫れや赤みにつながる恐れもあります。
目の障害が出る可能性
レーザーや光が目に入ると、見えづらくなる、眩しく見えるようになるなどの影響が出ます。最悪の場合、失明の恐れもあるので本当に注意してください。
医療機関でもレーザー治療を行う時は、目に入らないように細心の注意を払っています。
それほどのリスクがある行為だということを忘れないでくださいね。
顔の産毛は硬毛化しやすい
硬毛化とは、脱毛したことで他のところよりも太く濃い毛が生えてくる状態です。
原因はハッキリしていませんが、レーザーや光の刺激で発毛組織が活性化してしまったという説が有力です。
硬毛化は医療脱毛でもエステ脱毛でも生じます。特に顔、うなじ、背中など産毛が多い部位に起こりやすいといわれています。
効果と安全性で選ぶなら医療脱毛がおすすめ
医療脱毛を経験した身からすると、顔脱毛を始めるなら、セルフ脱毛より医療脱毛をおすすめしたいです。その理由を、気になる項目を比較しながらご紹介しますね。
【効果の比較】永久脱毛効果は医療脱毛だけ！
医療脱毛は強力なレーザーで毛を作り出す組織を破壊するため、一度行ったところから再び毛が生えてくることはありません。いわゆる永久脱毛が可能なんです。
組織を破壊するのは医療行為です！
だから、エステサロンの機械は細胞にダメージを与える程度の弱い光に設定されています。効果も減毛・抑毛に止まり。これが“終わりが見えない”といわれる所以なんですよね。
家庭用脱毛器はそれよりさらにエネルギーが弱いので、効果はかなり低いと思ってください。
しっかり効果を出したい方、自己処理から解放されたい方には、永久的な効果が期待できる医療脱毛がおすすめですよ！
【安全性の比較】医療機関ならではの安全性
医療脱毛の場合、医師が診察した上で、毛質やお肌の状態に合わせて出力の大きさなどを決めます。実際に照射するのも医師、もしくは看護師の医療従事者です。
万が一トラブルが生じても、医師がすぐ診察してくれますし、必要に応じて薬も処方してもらえるので安心感がありますよね。
セルフ脱毛は、機械の扱いも何かあった時の対応も全て自己責任です。もし肌トラブルが生じても、すぐに対処できないこともありますよね。
そう考えると、安全性は圧倒的に医療脱毛が高いと思います。
【費用の比較】コストはトータルで考えよう！
セルフ脱毛はやっぱりコスト面が魅力ですよね。
市販のワックスは1,000円前後から入手できて、何回か使えるものもあります。
家庭用脱毛機器は1万円前後から10万円を超えるものまでいろいろです。それなりの値段ですが、好きなタイミングで好きなだけ使えるのがいいですよね。
ただ、多くの家庭用脱毛機器はカートリッジ交換が必要。初期費用だけでなく、ランニングコストがかかると覚えておいてくださいね。
そして医療脱毛です。1回の費用は高額であっても、医療脱毛には“終わり”があります。
永久脱毛ではないセルフ脱毛サロンや家庭用脱毛器より、長い目で見るとコストが抑えられるケースもあるんですよ。
セルフ脱毛のメリット・デメリット
最後に、これまでの内容を含め、セルフ脱毛のメリット・デメリットを表にまとめてみました。セルフ脱毛を検討する時の参考にしてください。
| メリット | デメリット |
| ・費用が抑えられる ・手軽に行える ・他人に身体を見られることがない ・毛抜きやカミソリより仕上がりがキレイ | ・（機械を使う場合）火傷、腫れ、失明などリスクが高い ・ムラになる可能性が高い ・効果が低い（減毛・抑毛） ・ずっと続けなければならない |
顔脱毛のご相談は渋谷フェミークリニックまで！
顔のセルフ脱毛は手軽さが魅力です。
その反面、安全面で不安があるのも事実です。
顔は真っ先に見られる部分ですから、肌トラブルは起こしたくないですよね。
そう思う方なら医療脱毛を選んでください！
美容皮膚科 渋谷フェミークリニックでは、医療脱毛機器選びから出力の調整、アフターケアのアドバイスまで、患者さまのお肌に合った医療脱毛をご提案しています。
施術は完全個室で、周囲を気にすることなくリラックスして受けられますよ。
いま顔脱毛でお悩みの方は、ぜひ無料カウンセリングにお越しください。どんなご相談も大歓迎です。スタッフ一同、お待ちしています！
このページの監修医師
渋谷フェミークリニック 院長 北山 英美子 東邦大学医学部卒業後、東邦大学形成外科 入局。 渋谷フェミークリニック院長に就任を経て、フェミークリニック 総院長就任 現在に至る 日本形成外科学会 所属 日本美容外科学会 所属 日本皮膚科学会 所属