医療用レーザーの熱破壊式と蓄熱式は何が違うのか?
どちらが効果的なのか?といったご質問を患者さまよりいただきます。
今回は熱破壊式・蓄熱式にはそれぞれどのような方が向いているのか、注意する点は何か?について詳しく解説いたします。

蓄熱式(ちくねつしき)レーザーとは?

蓄熱式レーザーとは、「バルジ領域」をターゲットにした脱毛方法です。
バルジ領域とは近年発見されたもので、毛を作る毛乳頭に向けて指令を出し、発毛を促す働きを持っています。
バルジ領域は毛の浅いところに位置しているため、低出力のレーザーでアプローチが可能です。
低出力のレーザーを連続して照射し、毛根にあるバルジ領域にじんわりと熱ダメージを蓄積させることで脱毛します。
蓄熱式は他のレーザー脱毛に比べ痛みを軽減できるという特徴があります。

蓄熱式レーザーとは?

蓄熱式レーザーのメリット

・痛みが少ない
・産毛(うぶ毛に)にも効果的
蓄熱式レーザーは、低出力のため痛みが少なく、じんわりと温かいと感じる程度で医療脱毛が可能です。
また、毛の黒い色素に反応するわけではないので、産毛に対しても効果があります。

蓄熱式レーザーのメリット

蓄熱式レーザーのデメリット

・医療脱毛の効果を実感するまでに時間がかかる点
・剛毛への効果が弱い点
蓄熱式レーザーは、毛が抜け落ちるまでに、個人差はありますが2週間~1カ月ほど掛かる場合があります。
熱破壊式のようにぽろぽろと抜け落ちることはなく、徐々に毛が細く少り医療脱毛の効果を実感できます。効果体感まで少し時間がかかる傾向があります。
また、毛の黒い色素に反応するわけではないので、濃く太い毛、剛毛な医療脱毛には熱破壊式の方が向いております。

蓄熱式レーザーのデメリット

フェミークリニックでは熱破壊式レーザーを導入!

熱破壊式レーザーとは、毛乳頭・毛母細胞という毛を生やす組織をターゲットにした脱毛方法です。
高出力のレーザーを照射して毛乳頭・毛母細胞に熱を当て破壊します。
これにより毛の成長が阻止され、永久的な脱毛効果を得られます。
毛乳頭・毛母細胞は毛の深い位置にあるため、レーザーの熱を届かせるには高出力のレーザーを照射しなければなりません。
高出力のレーザーを1ショットづつ照射するため、施術時の痛みが強くなる傾向にあります。

フェミークリニックでは熱破壊式レーザーを導入しています!

熱破壊式レーザーのメリット

・濃く太い毛に効果的
・比較的短期間で永久脱毛ができる
熱破壊式のレーザーは、毛の黒い色素(メラニン色素)に反応するため、VIOや脇のような濃く太い毛に高い効果を発揮します。
また、施術後に毛が抜け落ちるのも早く、個人差はありますが1~2週間でポロポロと抜け落ちるでしょう。

熱破壊式レーザーのメリット

熱破壊式レーザーのデメリット

・痛みが強い
・産毛への効果が弱い
痛みに関しては、個人差はありますが「輪ゴムではじかれた程度の痛み」と言われています。体の中でもVIOは特に痛みが強いです。
また、レーザーは毛の黒い色素に反応するため、産毛のように色素が薄い毛は効果を実感しづらいです。

熱破壊式レーザーのデメリット

熱破壊式レーザーは渋谷フェミークリニックへ

美容皮膚科 渋谷フェミークリニックでは、産毛にも効果のある脱毛機を取り扱っているため、患者さまお一人おひとりの肌質や肌色、毛質に合った医療脱毛が行えます。また、全ての医療脱毛機器には冷却装置が備わっているので、痛みに弱い方でも、安心して施術を受けていただけます。
無料でカウンセリングを行っておりますので、ご不安なことがある方はお気軽にご相談ください。

剛毛の医療脱毛は渋谷フェミークリニックへ

このページの監修医師

渋谷フェミークリニック 院長 北山 英美子
東邦大学医学部卒業後、東邦大学形成外科 入局。
渋谷フェミークリニック院長に就任を経て、フェミークリニック 総院長就任
 現在に至る
日本形成外科学会 所属
日本美容外科学会 所属
日本皮膚科学会 所属