ニキビが治らない
原因とは?

美肌治療

ニキビが治らない原因は?

  • ニキビはどうしてできてしまうの?
  • 「自分のニキビの状態を理解していますか?」

    ニキビがなかなか治らない方はご自身のニキビの状態を理解しておらず間違ったケアをしている方も多いです。 また、ニキビには種類だけでなく、年齢によってもニキビの原因やケア方法は異なります。 ここでは、ニキビの状態をしっかり理解した上で治療を行い早期にニキビを改善させる方法を解説します。

ニキビができてしまう仕組み

  • ニキビができてしまう仕組み
  • ストレスやホルモンバランスの乱れが原因で、本来剥がれ落ちるはずの古い角質が肌に残り続ける場合があります。
    肌に残った角質は分厚いフタとなって毛穴表面を塞ぎ、角質肥厚と呼ばれる状態になります。

    角質肥厚になると毛穴内には皮脂が溜まり、それをエサとするアクネ菌が増殖して炎症を起こします。
    このように毛穴が炎症を起こしている症状を「ニキビ」と言います。

    生活リズムや食生活が乱れていると、余分な皮脂や角質を外に排出する肌のターンオーバー(新陳代謝)が乱れやすくなり、ニキビを発症する可能性も高くなります。

ニキビの色(種類)で
治りにくさが変わる

ニキビは色によって分類され、「白ニキビ→黒ニキビ→赤ニキビ→化膿ニキビ」の順に症状が重くなります。
炎症を起こしてしまったニキビはセルフケアや一般皮膚科だけでは治療が難しいです。
美容皮膚科であれば、レーザーや光治療が可能なため、受診することをおすすめします。

思春期ニキビか大人ニキビで
対処法が変わる

ニキビは思春期だけにできるものではなく、20代や30代、それ以上の年齢の方でもニキビの悩みを抱えている方は多くいらっしゃいます。

10代~20代前半でできるニキビは「思春期ニキビ」と呼ばれ、20代後半以降にできるニキビは「大人ニキビ」と呼ばれています。
どちらもニキビができる仕組みは同じですが、その発症原因や症状は異なり、対処法も異なります。

思春期ニキビ 大人ニキビ
年齢 10代~20代前半 20代後半〜
肌質 オイリー肌の人に多い オイリー肌・乾燥肌問わず、すべての肌質で起こる
部位・症状 額・鼻まわりのTゾーンを中心に細かいニキビが多発 口まわり・アゴまわりなど、Uゾーンにできやすい
主な原因 思春期のホルモンバランスの変化による皮脂の過剰分泌 ストレス・栄養の偏り・睡眠不足など、不規則な生活習慣によるターンオーバーの乱れ
対策 皮脂量のバランスを整える 角質の除去、乾燥を防ぐ
対処法 ・洗いすぎ厳禁!洗顔は1日2回が理想
・刺激の少ない洗顔料で、優しく洗う
・揚げ物やスイーツは控える
・睡眠時間はしっかりとる
・保湿は念入りに行う
・ストレス管理をする
・規則正しい生活習慣
・睡眠時間をしっかりとる
・シャンプー、リンスの洗い残しに注意

ニキビが治らない原因と
その対策について

原因1

毛穴の汚れ・詰まり

  • 毛穴の汚れ・詰まり
  • ニキビができる原因の一つとして毛穴の汚れ、毛穴の詰まりがあります。
    洗顔を怠ったり、洗い残し等などがあると毛穴内に汚れがどんどん溜まっていき、やがて酸化して硬くなります。
    硬くなった汚れは栓となって、余分な皮脂を外に排出する毛穴の働きを妨げ、悪化すると炎症を起こしてニキビになります。

    特に女性は、日頃から日焼け止めや下地・ファンデーションなどを塗る機会が多く、毛穴に汚れが溜まりやすいため、毎日の洗顔は丁寧に行いましょう。

洗顔のポイント

1)水の温度:35度くらいで大体手の温度と同じが目安
※水温が熱すぎてしまうと皮脂が取られてしまうので要注意‼
2)泡立て方法:しっかり泡立てて片手に泡が乗るくらいの量が目安です
3)洗い方:おでこから鼻、顎のラインのTゾーンが洗えてない人が多いためきちんと泡を使って意識して洗浄しましょう
4)ふき取り:タオルで上下にゴシゴシ拭くのはNG‼優しく、抑えながら拭きましょう。

原因2

肌の乾燥

  • 肌の乾燥
  • 「ニキビができやすい=オイリー肌」というイメージがありますが、実は肌の乾燥もニキビの原因になります。

    乾燥した肌はバリア機能が低下するため、毛穴は肌を守ろうとして皮脂をいつも以上に分泌するようになります。
    しかし、乾燥が進んだ肌には古い角質が溜まって毛穴を塞いでしまっている場合が多く、過剰に分泌された皮脂を上手く外に排出できなくなります。
    皮脂が蓄積されると毛穴はどんどん広がり、やがてアクネ菌が増殖して炎症を起こし、ニキビを発症します。

間違ったスキンケアのポイント

1)毛穴が気になるので毛穴パックを使うのはNG
※お肌に必要な角層まで奪われてしまう
2)パックを長く付けるのはNG‼
※パックは5分~10分がおすすめ‼
長時間放置してしまうと逆に乾燥して水分が奪われてしまいます
3)夏場はべたつくからといって化粧水だけのケアにするのもNGです。
※化粧水だけだと水分が蒸発して、お肌が乾燥してしまうので、夏こそ保湿が重要です。

原因3

外部からの刺激

  • 外部からの刺激
  • 意外と知られていませんが、服やシーツなどによる刺激もニキビができる原因です。
    汗や皮脂など繊維に付着した汚れが、肌に長時間触れることで雑菌が繁殖し、ニキビができやすい環境を作ってしまうからです。

    また、紫外線による刺激もニキビができる要因です。
    紫外線の刺激から守ろうと角質層が厚くなり、毛穴を塞いでしまいます。
    そこに不要な皮脂や汚れが詰まることによってニキビができやすくなります。

外部の刺激を防止するポイント

肌に直接触れるもの(シーツや布団、枕カバー、タオルなど)による刺激は、小まめに洗濯して清潔な環境を維持することで予防できます。

また、日焼け対策もニキビを予防・改善する上で大切です。夏は汗で日焼け止めが流れてしまいますので、小まめな塗り直しを心がけましょう。

原因4

食生活や睡眠など、
生活習慣の乱れ

  • 食生活や睡眠など、生活習慣の乱れ
  • 余分な角質が剥がれ、新しい皮膚へと生まれ変わる肌の再生機能をターンオーバーと言います。
    ターンオーバーが活発に行われる時間帯は22時から深夜2時と言われており、睡眠不足だったり、就寝時間が不規則だったりすると、古い角質や不要な皮脂などが排出されないまま毛穴に詰まり、ニキビを引き起こします。

    また、食生活の面では脂の多い食べ物や甘いものの食べすぎも皮脂の量を増やし、ニキビを発症する原因になります。

バランス良い食事と
睡眠のポイント

食事バランスガイド

肌トラブルの無い健康的な肌を維持するには、健康的な食事と十分な睡眠が必要です。

■食事

画像が1日の食事摂取目安になります。
1)主食:ご飯だったら4杯程度
2)副菜:野菜から5皿程度
3)主菜:肉・魚・卵・大豆から3皿程度
4)牛乳・乳製品:1本程度
5)果物:みかんだったら2個程度
の摂取量を意識するようにしましょう。

■睡眠

睡眠は1日6時間~8時間の確保をおすすめしております。

(参考:厚生労働省「食事バランスガイド」について)

原因5

運動不足

  • 運動不足
  • 毎日忙しくて運動する時間がない方も多いですが、運動不足が続くと新陳代謝が悪くなり、血行不良を招いてしまいます。
    血行不良で肌のバリア機能が低下すると、肌は刺激に弱くなってニキビができやすくなります。

適度な運動のポイント

体を動かすことが重要ですが、最も重要なのは継続することです。
毎日の通勤・通学の際になるべく階段を使ってみたり、就寝前にストレッチの時間を増やしてみたりと負担のない範囲で適度に体を動かし、血行を促進しましょう。
血行が改善されると、肌のターンオーバーも整えられ、ニキビの元となる古い角質や余分な皮脂が肌に溜まりにくくなります。

最低限、おすすめは週に2日以上、1回30分以上を継続して行うことです。

(参考:厚生労働省「身体活動・運動」)

原因6

過度なストレス

  • 過度なストレス
  • 20代以上からできる大人ニキビは、精神的なストレスが大きく影響しています。
    過剰なストレスを受け続けていると、脳はストレスに対抗するため脳下垂体から副腎皮質ホルモンを放出します。
    その際に、男性ホルモンも一緒に放出されるため、ホルモンバランスの乱れが生じます。
    男性ホルモンが増加すると、皮脂腺が刺激されて皮脂の分泌が促されます。

    さらに、男性ホルモンには角質を厚くさせる働きもあるため、毛穴がより詰まりやすくなってしまい、ニキビができやすくなります。

ポイントはストレスを
ため込まない

ストレスと上手に向き合うこともニキビを改善・予防する上では大切です。
しっかりと休息の時間を取ったり、趣味に時間を費やしたりとご自分に合った方法でストレスを発散できるよう、工夫してみましょう!

早期にニキビを治すなら
美容皮膚科と一般皮膚科の
掛け合わせがおすすめ

  • 困った時は皮膚科に相談する
  • 自宅でのスキンケア方法や生活習慣を改善しても、「ニキビの炎症がなかなか引かない」、「同じところに繰り返しニキビができる」と感じる場合は、誤ったニキビケアを行っている可能性があります。

    ニキビを一日も早く、確実に治したい方には美容皮膚科と保険診療を掛け合わせて治療を行うことがおすすめです。
    一般皮膚科の診療はお薬だけの治療になってしまうため症状を抑えることがメインになり、治療ができません。
    しかし、美容皮膚科では患者さまに合わせて最適な治療方法でしっかりとニキビを改善できます。
    そのため、一般皮膚科で症状を抑えつつ、美容皮膚科で根本的に治療を行うことがおすすめです。
    患者さまの中には「一般皮膚科だけで良いのでは?」と思われている方もいらっしゃるのですが、根本的に治療を行うことはできません。

    フェミークリニックはニキビだけでなく、ニキビ跡や毛穴の開きなども治療可能な美容皮膚科です。
    渋谷でニキビ治療をお考えの方はお気軽にお問い合わせください。

渋谷フェミークリニックの
ニキビ治療について

  • 渋谷フェミークリニックのニキビ治療について
  • 当院は、患者さまお一人おひとりの肌質・症状に合わせて治療方法を組み合わせるオーダーメイドのニキビ治療をご提供します。

    丁寧なカウンセリングと診察で、複数ある治療方法の中から患者さまのお肌に最適な治療方法をご提案します。その際、無理な勧誘などは一切ございませんのでご安心ください。

    また、フェミークリニックは一般的な皮膚科とは異なり、今あるニキビの改善だけでなく、再発しにくい肌へと肌質から改善する根本治療を行っております。

    ニキビは治療することで改善・予防が可能ですので、どうぞお気軽にご相談ください。

ニキビ治療3回トライアル

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ケミカルピーリング or 光線治療

¥29,700(税込)

軽度から重度まで、ニキビ治療の実績豊富なフェミークリニックだからこそ、しっかり効果の感じられるトライアルプランをご用意しております。

総院長北山医師

記事監修
総院長 北山 英美子

【経歴】
 平成11年3月 東邦大学医学部卒業
 平成11年5月 東邦大学形成外科 入局
 平成11年5月 日本形成外科学会 所属
 平成15年5月 日本美容外科学会 所属
 平成15年5月 渋谷フェミークリニック 院長就任
 平成16年11月 日本皮膚科学会 所属
 平成18年2月 フェミークリニック 総院長就任
 現在に至る

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