イソトロイン・
ロアキュテイン
(イソトレ
チノイン)


イソトロイン・
ロアキュテイン
(イソトレチノイン)の
成分について
イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)はビタミンA 誘導体である合成レチノイドでできた内服薬です。
レチノイドとは
レチノイドはビタミンAとその誘導体を合わせたものの総称です。
ビタミンAには肌を整える作用があり、ニキビの炎症を抑える効果や腫瘍を抑制する効果を持っています。
この効能がニキビの原因であるアクネ菌の抗菌作用や抗炎作用をもたらし、同時に皮脂の過剰な分泌を抑えることによって、重度のニキビに効果を発揮します。
イソトロイン・
ロアキュテイン
(イソトレチノイン)
の用法と用量
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イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)の服用は、食事中か食後に1日2カプセルが原則です。
治療期間は1クール(16週~24週)を目安としていますが、症状の改善が見られない場合は、最低でも8週(2か月)以上の間を空けてから2クール目を再開します。
服用から1〜2週間目はニキビの症状が悪化する場合がありますが、約4~6週間後には症状の改善を実感していただけます。
※イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)の内服治療には注意事項があるため、専用の同意書が必要となります。
※未成年の方の施術には親権者の同意書及び、ご同伴が必要になります。
18歳(高校在学中)の方も同意書及びご同伴が必要です。
ニキビの治療薬
「イソトロイン・ロアキュテイン
(イソトレチノイン)」を
内服できない方
以下の項目に当てはまる方は、イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)を使用いただけません。
- 現在妊娠中の方
※女性は投与中と投与後6か月の避妊、男性は投与中と投与後1か月の避妊が必要です。 - 現在授乳中の方
- 成長期の方
- 精神疾患や心疾患の方
- 肝機能障害のある方
- 中性脂肪、コレステロールの高い方
- ビタミンA過剰症の方
イソトロイン・ロアキュテイン
(イソトレチノイン)に
副作用はある?
治療中は、粘膜の乾燥症状(唇・鼻の乾燥、ドライアイなど)鼻血や頭痛が見られる場合があります。 また、ほとんど起こることはありませんが、まれに吐き気や視力障害など、重度の副作用が現れる場合もあります。
イソトロイン・
ロアキュテイン
(イソトレチノイン)の
よくあるご質問
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イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)服用中に気をつけることを教えてください。
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必ず医師の指示に従った上で服用するようにしてください。
自己判断で薬の量や回数を変更するなどの行為は、大変危険です。
また、頭痛や吐き気、視力障害など重度の副作用が現れた場合はすぐに医師にご相談ください。
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個人での購入は可能ですか?
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残念ながら、まだ日本ではニキビ治療薬として厚生労働省からの許可が下りていません。そのため個人輸入することは禁止されています。
医師が輸入し処方する場合のみ処方が可能となります。イソトロイン・ロアキュテイン(イソトレチノイン)にご興味のある方は、まずはクリニックにご相談ください。