ケミカルピーリングはデメリットだらけって本当?回避する方法も解説

ケミカルピーリングのデメリットとは?

ケミカルピーリングのデメリットとは?

ケミカルピーリングは費用も比較的安く、ダウンタイムがほとんどないため術後も普段と同じような生活を送ることができ、メリットの多さが魅力になります。ですが、デメリットもあるため知らずに施術を受けてしまうと後悔してしまうかもしれません。

施術中の痛みの可能性

ケミカルピーリングは、蓄積された古い角質を除去するために酸性の薬剤を使います。
薬剤の種類や肌の状態によって、ピーリング剤を塗布した際にピリピリした刺激を感じるかもしれません。

しかし、痛みは我慢できる程度でピーリング剤を流せば痛みはほぼ消えるため安心してください。
痛みが感じやすい方や不安な方は、カウンセリングで相談しておくといいでしょう。

シミができやすい

ケミカルピーリングは肌の角質層を剥がすため、術後に肌のバリア機能が低下します。
紫外線による影響を受けやすい状態になり、メラニンの過剰生成を招いてしまうのです。
これにより、シミができやすくなるので注意が必要です。

また摩擦により色素沈着しやすくなります。メイクを落とす際に顔を強く擦ることや、顔を洗った際にタオルでゴシゴシとふくといったことは控えましょう。

術後の乾燥や赤み・炎症

肌のバリア機能が低下することで、乾燥や赤み・炎症といった症状も起こりやすくなります。
そもそも角質層の役割は、皮膚を乾燥や刺激から守ることです。

しかし、ケミカルピーリングで角質層を取り除いてしまうため、乾燥など生じてしまうのです。大抵は数日で治るので、安心してください。

効果を実感するまでに回数が必要

ケミカルピーリングで効果を実感するには、複数回受ける必要がある場合がほとんどです。患者さまの目指すお肌の状態や症状によって個人差がありますが、1回で望んだ効果を得られないことが多いことを知っておきましょう。
肌の手触りやくすみには1回で効果を実感しやすい傾向がありますが、ニキビやニキビ跡には症状に合わせた回数が必要です。
術後2週間が経過したら施術が受けられるので、カウンセリングで相談しながら行うといいでしょう。
始めは効果を実感できなくても、施術を重ねていくうちに改善する場合が多いです。

デメリットを回避するにはどうしたらいいの?

施術前のNG行為を避ける

施術前のNG行為を避ける

ケミカルピーリングを受ける前日は、スクラブ洗顔や顔剃りは控えましょう。角質が痛んでいたり、肌荒れを起こしているとケミカルピーリングが必要以上に深く浸透してしまいます。ひどい場合は、翌日にかさぶたができることもあるため注意しましょう。

たっぷり保湿をする

たっぷり保湿をする

ケミカルピーリング後は、乾燥しやすいため化粧水で補水し、乳液やクリームで保湿しましょう。
洗顔後にスキンケアをせずに放置していると、肌から水分が失われます。
なので顔の水滴は優しく拭き取り、なるべく早く保湿ケアをしてあげることが大切です。

まれに、今まで使用していたスキンケアが肌に合わなくなることがあります。
その場合は使用を一時中断してください。自分の肌の状態に合ったものを使いましょう。

紫外線対策

紫外線はシミだけでなく、皮膚老化の原因にもなります。
そのため低刺激性・低アレルギー性のサンスクリーン剤を使用するのがおすすめです。

サンスクリーン剤とは

いわゆる日焼け止めのことですが、単に日焼けを防ぐだけでなく、長時間の紫外線を浴びることで生じる日焼けやシミ・シワを抑える効果が期待できる製品。

外出する時だけでなく、家にいる時も塗るようにしましょう。
少し日に当たっただけでも肌にダメージを与える可能性があります。
特に施術後1週間は、可能な限り直射日光を避けるようにしてください。

効果がない場合は医師に相談

ケミカルピーリングには複数回の施術が必要ですが、回数を重ねても効果がない場合や症状が悪化した場合は自身に合っていない可能性があります。

考えられる原因としては以下です。

  • 薬剤が合っていない

  • 施術自体が合っていない

  • 他の施術との併用が必要

そのため医師に相談して、効果的な施術が受けられるよう調整してもらいましょう。

ケミカルピーリングを受ける前に知っておくべきこと

ケミカルピーリングが向いていない人

ケミカルピーリングのデメリットを踏まえると、以下の方は向いていません。
デメリットを感じやすくなったり、そもそも施術が受けられないということもあります。

  • 日焼け直後や日焼けをする可能性がある方

  • 極度の乾燥肌・敏感肌の方

ケミカルピーリングは、肌に刺激を受けるため、すでに日焼けをしている方や極度の乾燥肌・敏感肌の方にはダメージが大きすぎてしまいます。肌トラブルや色素沈着のリスクが高まるからです。

施術後の予定を調整

ケミカルピーリングの術後は、肌荒れなどのリスクがあります。
赤み・炎症の軽いものから、かさぶたや水ぶくれ・傷ができる可能性も。
赤み・炎症は2〜3程度で治ることが多いですが、かさぶたができた場合は、治るまで1〜2週間程度かかることもあります。
マスクで隠すこともできますが、摩擦の心配もありますし、紫外線対策のためにも、予定を入れずに家でゆっくり過ごすのが良いでしょう。

「確かな技術と経験豊富な医師が施術いたします」渋谷フェミークリニックにご相談ください

渋谷フェミークリニックにご相談ください

今回はケミカルピーリングのデメリットと回避する方法などについてご紹介しました。
デメリットを知ったことで不安に感じたり、施術を検討しようと思う方もいるかもしれません。

ですが、フェミークリニックは、患者さまに安心して施術を受けていただけるようピーリング前後のケアをしっかり行っています。
具体的には、処置前にピーリング剤が浸透しやすい肌状態にし余分な角質・角栓除去・イオン導入・保湿鎮静パックを行い丁寧に施術しているので、効果を実感しやすいことでしょう。

医師監修

記事監修
フェミークリニック
総院長 北山 英美子

【略歴】
平成11年3月 東邦大学医学部卒業
平成11年5月 東邦大学形成外科 入局
平成11年5月 日本形成外科学会 所属
平成15年5月 日本美容外科学会 所属
平成15年5月 渋谷フェミークリニック 院長就任
平成16年11月 日本皮膚科学会 所属
平成18年2月 フェミークリニック 総院長就任

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