赤ら顔
(毛細血管拡張症・酒さ)治療
目次
赤ら顔ってどんな状態
赤ら顔とは顔が赤くなった状態のことです。
まずは自分が赤ら顔の症状に当てはまるのかを知る必要があります。
赤ら顔チェックリスト
- 頬や鼻、あごなどの赤みが消えない
- 鼻を中心にニキビのような発疹が広がる
- パッチテストでは陰性なのに化粧品を使用するとお肌がかぶれチクチク痛がゆくなる
- ちょっとした刺激でもピリピリ・チクチク痛がゆい
- 日焼けのあとは特に赤みや発疹がひどい
- 涙目・目の充血もしばしばする
- まぶたが腫れやすく、ものもらいになりやすい
2つ以上当てはまる人はクリニックに相談することをおすすめします。
赤ら顔とは?
赤ら顔には大きく分けて2種類あります。
表皮の下の真皮にある毛細血管が、何らかの原因で拡張し、皮膚表面に赤みとして透けて見える「毛細血管拡張症」と、30代以上の女性に多くみられる顔の中心部が赤く腫れたようになり、稀に膿を伴うことがある「酒さ」です。
症状や赤みの範囲により、原因も治療法も違います。
毛細血管拡張症
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顔は他の部位よりも皮膚の内側に多くの毛細血管が張り巡らされています。
その毛細血管が何らかの原因により拡張して血流が増えることにより、皮膚表面の肌から透けて、赤く紅潮したようになる症状。
とくに皮膚が薄い方は目立ちます。原因 - 皮膚が薄く毛細血管が目立ちやすい
- ニキビ・ニキビ跡の炎症
- 急激な気温の寒暖差
- 病気や内服薬による副作用
- アルコールや香辛料などの刺激物の多量摂取
治療法 GentleMax Proによるレーザー照射 等
酒さ
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30代以降(特に女性)に多く発症が見られる。はっきりとした原因は分かっていないが、重症度によって、1~3度の段階に分類されます。
鼻の頭や頬・眉間・アゴなどの火照り感やピリピリとした刺激から、膿んだような発疹を伴うようになり、3度の酒さは「鼻瘤」と呼ばれ腫瘤のような症状に重症化していきます。
難治性のため、改善には長期間の治療が必要になります。早期段階での治療をおすすめいたします。原因 主な原因は分かっていないが、気温差や過度の飲酒などで悪化する
治療法 GentleMax ProまたはフォトSRによるレーザー照射 等
外用薬
赤ら顔の治療法
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治療が難しいと思われがちな肌の赤み、赤ら顔。現在、医療技術の進歩により、それらの治療が可能になりました。
渋谷フェミークリニックでは、2018年5月厚生労働省に認可された米国キャンデラ社製GentleMax Proというレーザー機器を用いて治療を行います。
豊富な症例実績により、患者さまの症状をしっかりと見極めてレーザー機器の照射方法を使い分けます。
全体照射
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お顔全体や頬の広範囲にモヤっとした赤みがある場合は、1064nmという長い波長のYAGレーザーを使用します。
長い波長は、表皮のメラニンに吸収されることなく肌深部の毛細血管に反応し、血管を収縮させる効果があります。
レーザー光をシャワーのようにお肌に当てることで表皮に損傷を与えず、皮膚の内部に少しずつ確実に熱を加えていきます。
痛みが少なく、温かいシャワーを浴びているような感覚です。通常2~3週おきに5~10回の治療が必要です。
また、長い波長のレーザーはコラーゲンの生成を促す効果もあるため、お肌にハリと弾力も与えてくれます。
ピンポイント照射
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ほほや小鼻の周り・鼻の頭に1本1本線状に血管が浮き出てみえる場合は、1064nmYAGレーザーのピンポイント照射に切り替え、血中の酸化ヘモグロビン赤色素に反応し、皮膚表面に浮き出てみえる血管を消失させ、赤みを改善します。
気になる部位をピンポイントで照射する方法で、ゴムで強く弾かれたような痛みがあります。
通常1か月おきに2~3回の治療を行います。
酒さの治療には外用薬を処方します
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AZAクリア(ロート製薬) ¥1,980(税込)
アゼライン酸を高濃度に配合されたクリームです。
抗菌・抗炎作用、皮脂分泌抑制・角化の抑制作用があり酒さ症状にも有効性があると認められています。
アゼライン酸は海外ではすでに30年以上前から使用されており、妊娠中の方もご使用いただけるほど安全性が高いクリームです。
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ロゼックスゲル(ガルデルマ社) 30g ¥4,950(税込)
メトロニダゾール0.75%配合の酒さへの有効性に優れた治療薬です。抗菌・抗炎作用がありニキビや酒さ・赤ら顔に効果があります。
副作用も少ないため、安心して使用いただけます。
赤ら顔を悪化させないために
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クレンジングや洗顔、メイクに至るまで、肌への刺激は厳禁です。
ゴシゴシ洗いや赤みを消すためにファンデーションを厚く塗ったりすると、かえって赤ら顔を悪化させる原因になります。
洗顔の際には、たっぷりの泡で優しく包み込むように洗顔し、メイクの際も肌に強い力がかからないように気をつけてください。
また、アルコールが入っている基礎化粧品はさけましょう。
アルコールには毛細血管を拡張させる作用があるため、症状が悪化することがあります。
赤ら顔を悪化させるNG行為
- 肌に強い力や摩擦・刺激を与える
- アルコールが入っている基礎化粧品を使う
- ファンデーションの厚塗り
- アルコールやカフェインの過剰摂取
- 刺激のある香辛料の摂取
- 過度な日焼け
- 寒暖差
フェミークリニックの
こだわり
経験豊富な医師が的確な診断を行う
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ひと口に「赤ら顔」といっても、原因や種類が違えば当然治療の内容も違います。
経験の少ない医師が診断した場合、ニキビやニキビ跡・発疹などと間違えてしまうケースもあるようです。
赤ら顔の症状は、正しい診断ができなければ、改善するところか赤みは悪化します。
渋谷フェミークリニックでは、多くの赤ら顔治療に携わってきた医師が責任をもって診断・治療を行います。
生活習慣やスキンケアも
丁寧にアドバイス
-
赤ら顔・酒さ・毛細血管拡張症の改善には、治療とともに日常生活で気を付けなければいけない事があります。
渋谷フェミークリニックでは、洗顔方法や基礎化粧品の選び方などのホームケアから生活習慣についてのアドバイスまでさせていただきます。
赤ら顔(毛細血管拡張症)
治療の料金
※初診料・カウンセリング料・再診料は無料です。
※表示価格はすべて税込み表示です。
※麻酔代を含めた料金です。
Gentle YAGレーザー | |||
---|---|---|---|
1回 | 5回 | 10回 | |
顔全体 | ¥38,500 | ¥154,000 | ¥275,000 |
両ほほ | ¥33,000 | ¥132,000 | ¥242,000 |
鼻 | ¥20,900 | ¥85,800 | ¥154,000 |
お支払い方法
美容皮膚科 渋谷フェミークリニックでは、患者さまのご都合に合わせて各種お支払い方法をご用意しております。
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現金
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クレジットカード
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メディカルローン(月額払い)
メディカルローンは費用を分割でお支払いすることができる医療専用のローンです。
メディカルローンの審査に必要な書類
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- 身分証明書
(運転免許証・保険証・パスポート・学生証明書 など) - 銀行印
- 身分証明書
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- ご指定口座の控え
- お勤め先の情報(アルバイト・パートも同様)
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メディカルローンの審査に必要な書類
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- 身分証明書
(運転免許証・保険証・パスポート・学生証明書 など) - 銀行印
- 身分証明書
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- ご指定口座の控え
- お勤め先の情報(アルバイト・パートも同様)
赤ら顔(毛細血管拡張症)・酒さ治療の流れ
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1診察予約、カウンセリング予約
ホームページの予約フォームまたは、渋谷フェミークリニックへのお電話でご予約を承ります。
※完全予約制のため、無料カウンセリングのみでもご予約をお願いします。 -
2ご来院
当院は完全予約制となりますので、お待たせすることはありません。
問診票をご記入いただきましたら、すぐにご案内いたします。 -
3無料カウンセリング無料カウンセリング
専門のカウンセラーがお悩みやご要望をお伺いいたします。
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4ドクターによる診察ドクターによる診察
患者さまのお悩みを問診しながら症状を診察し、最終的な治療方針を決めていきます。
赤ら顔の原因がニキビの場合もあります。
しっかりと症状を見極めさせていきただきます。ポイント
ご希望の方はNeoVoirⅠを使用して肌診断を行い、赤ら顔の要因をチェックします(有料)
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5クレンジング・洗顔
お顔全体の治療の場合、クレンジングと洗顔をお願いしております。
渋谷フェミークリニックで厳選した化粧品をお使いください。 -
6写真撮影
治療前後の症状を確認するため、患部のお写真を撮らせていただきます。
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7施術開始
症状によっては、施術の直前に麻酔クリームを塗布し15~30分程度おきます。
その後、治療プランに合わせたレーザー機器で治療を開始します。
治療をしながら、生活習慣の見直しや正しい化粧品の選び方・スキンケア方法などをアドバイスさせていただきます。 -
8保湿保湿
レーザー照射後は、お肌が乾燥します。お顔全体の治療をされた方には、看護師がしっかりと保湿をさせていただきます。
施術直後のメイクも可能です。メイクルームにはドライヤーなども完備しておりますので、身支度にご利用ください。
※メイク道具はご持参ください。
よくあるご質問
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赤ら顔治療は1回で改善しますか?
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症状や炎症の原因などにもよりますが、通常2~3週おきに5~10回の治療が必要です。
治療回数や治療にかかる期間には個人差がありますので、お悩みの方はお気軽にご相談ください。医師が診察いたします。
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冬になると赤ら顔が発症します。治療できますか?
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屋外の気温と室内の温度の急激な寒暖差が原因と考えられます。
ヘモグロビンの赤い色に作用するレーザーを使用することで寒暖差による赤ら顔・酒さ・毛細血管拡張症にも効果を発揮します。
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治療以外で気を付けることはありますか?
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お肌への強い刺激は避けてください。
赤ら顔の炎症に強い摩擦や刺激を加えると悪化する原因になります。また、アルコールが含まれている化粧品のご使用は避けてください。
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治療に痛みはありますか?
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ピンポイントの赤みを治療する場合は、照射箇所に麻酔クリームを塗布するため、ほとんど痛みを感じることはありません。
また、お顔全体などの広範囲での治療に関しては、痛みを感じることはありませんので、麻酔クリームの使用もありません。
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治療後にメイクできますか?
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施術直後でもメイクしてお帰りいただけます。
しかし、レーザーによりお肌が非常に敏感になっていますので、お化粧をする際には患部を擦らないように気を付けてください。
また、乾燥しやすくなっているので、紫外線対策と保湿対策をしっかりと行ってください。